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記楽庵

rungaina.exblog.jp

洗練されるということ

いよいよ2017年もあと一週間というところまで迫って来ました。
残りの一週間、どう過ごせば来年に良き形で繋げられるのか。

今日は日々の考え方のお話を。

何かを変えたいと思った時に、新しい環境に身を置きたくなったりしませんか?

しかし、新しいことを始めたり、新しい環境に身を置くということは『新人』になるということでもあります。
新しい知識や技術を身につけるべく、根気や時間を必要とします。

子供の頃のように純粋ひたむきにあれたら、もちろんそれも一つの選択肢としてありっちゃありです。

しかし歳を重ねると、自分では純粋ひたむきのつもりが、いろいろと余計な考えや頭を使ってしまうこともしばしばあります。
そして『新人』になる勇気はなかなかのチャレンジでもあります。

一気に全てを変えて『新人』になれる人。
では、そうでない人はどうしたら良いのでしょう?

そう、今やっていることはやめずに、知識や技術も含め考え方も全て、『洗練』させる意識で物事に取り組むよう心掛けるのはどうでしょうか。

環境ではなく、自分自身を新しい自分に。

僕らは繰り返しの日々など全くない、毎日違う一日を生きているはずです。
そんな毎日を常に新しい気持ちで迎え、そう過ごせたら、それは環境を変えてしまうことよりももっと凄いことなのではないでしょうか。

そんな毎日が、知識や技術や感覚や、さらにそれを司る感性を『洗練』させてくれるのではないかと、僕は思います。

思うように感性が磨けないと思う人は、自分の甘えを棚に上げて環境のせいにしてみたりはしてませんか?
そんな甘えはあってもちろんです(笑)
人は時に、心の隙間や少しの寂しさも生きる理由になりますもの。

しかし、手に入れたい未来があるのなら。

自分が望む未来は「ここではないどこか」なのか、それとも「目の前にある道の先」なのか。

答えはきっと自分次第です。
何故なら人はどこで何をしていても、気持ち一つでいつだって『新人』であれるはずなのですから。

気持ち一つ切り替えて、残り一週間、洗練されるよう共に過ごしてみませんか?

☆Merry X'mas☆


大塚秀記

# by rungaina_hideki | 2017-12-24 08:35 | コラム

言葉の海に溺れて

すっかり冬の寒さが続く日々になりましたね。
今回は一ヶ月とちょっとぶりにこちらのブログへ帰って来れました(笑)

今日は『言葉』のお話を。

普段は作詞など結構なペースで言葉を書いているのですが、言葉は難しいなといつも思います。
それと同じように言葉が好きだなとも思います。

伝わり方として、どう書けば上手く伝わるのかということを昔はよく考えていました。

最近では、伝えようということはあまり無理には考えず、『美しい言葉を優しく紡ぐ』はたまた『優しい言葉を美しく紡ぐ』というように、
考え出した言葉に意思を持たせるよりも言葉自体の力を借りて紡ぐ、そのような意識に変わりました。

言葉というものは、僕らが生まれるずっと前から、沢山の人の想いを背負って歴史を彩ってきたのです。
丁寧を心がけて使わせていただく、それだけでひと言ひと言が命を宿してくれます。

そしてそれは詞や文章だけではなく、誰かに話す言葉もしかり。
大切な人には美しい言葉を優しい気持ちで聴かせたい、そうありたいと心がけています。

相手に気持ちが伝わるか否かは、実はそんな風な言葉の使い方にも隠されているのかもしれませんね。

「言葉の海に溺れて」


大塚秀記

# by rungaina_hideki | 2017-12-15 09:24 | コラム

三日振りに

三年振りではなく、今回は三日振りに戻ってまいりました(笑)

今日は東京は気持ちの良い秋晴れでした。

このところ少し忙しくしているのですが、今日みたいな天気の日にはどこかお出掛けしたくなります。

今日にぴったりな爽やかな歌を心で流しながら、時折風の声にも耳を傾けて。
季節や時間の過ぎ方を肌身で感じる。

仕事の予定や過ぎた一年を振り返って季節を感じるのではなく、自分自身と自然の空気の一対一で季節を感じる。

日常は夢もあり、同時にいろいろなことに心痛めることもありますが、僕自身は自然と一対一で過ごす時間を持つことで自分の可能性をもう一度確認しているのかもしれません。

なかなか忙しくて遠くに足を運べない時は、木々と風を感じることが出来る近所の公園でも良い。

「なんとなく」で、今を過ぎ去ってしまわないことが大事なんだと思っています。

季節は巡りますが、今過ごしている秋は人生でたった一度だけの秋。

毎日が大切な一日。


秀記

# by rungaina_hideki | 2017-11-01 18:50 | 大塚秀記