友人の告別式に出席するため宮崎まで行ってきました。
大人になってから人前でこんなに泣いたことはありませんでした…。
RUNGAINAの始まりは、
彼と僕とが一緒にやっていたバンドで出演していたイベントに、
当時ソロで出演していた千理さんと出会ったのがきっかけです。
僕と彼とで、自分達の出演後に千理さんのステージを一緒に観て、
その後に千理さんも交えていろいろ音楽の話をしました。
そしてRUNGAINAとしての初めてのライブの時には、
彼がスタッフとしてライブを支えてくれました。
きっかけとなる大切な時にはいつも彼が近くにいてくれました。
僕は『約束』というものをあまりしません。
それが確約出来る保証など無いからです。
未来についてのことなら尚更です。
日常の遊びに行ったり飲みに行ったりというようなことは約束しますが。
でもこの日は彼と約束をしました。
前回にも書きましたが、
彼はRUNGAINAのドラムを叩きたいと言ってくれていたんです。
病気になる前、そしてなってからも。
だから僕らがこれから見る景色はイコール彼が見る景色でもあると。
だから彼が生きて自分で見れなかった景色を
必ず僕らが見せてやると硬く何度も約束しました。
絶対にです。
何が何でもこの約束を果たして見せます。
大塚秀記